体勢と攻撃

体勢と攻撃|護身術の基本

 

路上でトラブルに巻き込まれた場合、状況に応じて体勢を整えておきます。いきなり殴りかかられる事は多くは無いでしょう。段階を踏んで相手の危険度が増してくることの方が多いでしょう。

 

相手が興奮状態に達し、攻撃を仕掛けてきた場合、無防備では動作が遅れてしまいます。状況に応じた体勢を整え、突発的な攻撃に対応できるように準備します。

 

ニュートラルスタンス

 

両足を肩幅程度に広げ、両手はぶらりと垂れ下がった体勢です。相手を威嚇する事はありませんが、無防備と言え、相手の攻撃から守るという点では万全とは言えません。

 

パッシブスタンス

 

相手が迫ってくる場合、襲ってくる可能性がある場合にとるべきが、パッシブスタンスです。左足を軽く前に出し、重心は足の親指に掛けておきます。両手の平を相手に向け、「まあまあ」とたしなめるような体勢を取ります。相手からの不意の攻撃に対し、前後左右に素早く移動ができ、掌で相手の攻撃をいなせる状況と考えます。

 

ファイティングスタイル

 

左足を前に出し、左右の体重は均衡に保ちます。重心は足の親指の付け根に掛けておきます。前後左右に踏み込む場合、移動する場合、足は大きく動かすのではなくすり足を使います。

 

右利きであれば、右手を顔の前に、左手はやや前に構えます。手は軽く握るか、開いた状態であごの高さまで上げておきます。肩の力を抜きリラックスした状態で素早いフットワーク、素早い攻撃に備えます。

 

脇を締め、肩をリラックスさせる事で、パンチや掌底等の攻撃を繰り出しやすくなります。